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 繰り返しになりますけれども、資格管理をそれぞれの資格ごとにつくるのではなくて、 一元的なシステムをつくって、データを管理しながらやっていければということで、厚労 省のものを先行しながら今検討しているというところでございます。法改正もございます ので、令和6年度の開始を目指して、今準備を進めているところでございます。<br>
 
 繰り返しになりますけれども、資格管理をそれぞれの資格ごとにつくるのではなくて、 一元的なシステムをつくって、データを管理しながらやっていければということで、厚労 省のものを先行しながら今検討しているというところでございます。法改正もございます ので、令和6年度の開始を目指して、今準備を進めているところでございます。<br>
 
 簡単でございますが、以上となります。
 
 簡単でございますが、以上となります。
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===なりすましの防止===
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https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/digital/20201124/gijiroku1124.pdf#page=9
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○岩下座長代理 手短にですね。 厚生労働省の資料には、マイナンバーとの連携という表現が何度か出てきます。すなわち、マイナンバーを各資格取得者の方に登録していただいて、どのマイナンバーの方がどういう資格を持っているということをデータベース化するというか、見えるマイナンバー ということですよね。<br>
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 これに対して、どうも内閣官房の方はマイナポータルを利用した情報の共有みたいな話 というか、例えばマイナポータルであれ、マイナンバーカードの中で使っている公的個人認証の仕組みを使えば、別にマイナンバーという見える番号を使わなくても、様々な形で の電子的な登録や証明ができるはずのように思うのですけれども、マイナンバーは必須ですか。これを付けるということは、特定個人情報なので、必然的に扱いが結構大変になるのかなというのが一つです。<br>
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 もう一つは、厚生労働省のサイトを見ますと、例えば医師については「医師等資格確認 検索」というサイトが既に稼働されておりますし、もともと偽の医師の資格証を利用して 云々という話があったかと思いますけれども、そのシステムとこの新しいシステムとの関 係はどうなるのかなという話と、もう一つは、先ほどの議論を聞いていて、デジタルだと コピーしやすいけれども、紙はコピーしにくくて安心という形の認識のような気がするの ですが、実質はむしろ紙で偽造されているケースが結構あるように私は思います。デジタ ルはちゃんと造れば偽造防止がちゃんとできますから、そこの部分をちゃんと造るという ことが大事な気がするのですけれども、そこに対する取組はどうなっているのか。<br>
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 以上の3点をよろしくお願いいたします。<br>
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○髙橋座長 よろしくお願いします。<br>
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 まずは厚労省ですね。<br>
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○厚生労働省(度山大臣官房審議官(総合政策担当)) 今の御指摘ですが、まず、マイナンバーとの連携というのは、やや便宜的に言葉を使っています。実際にはマイナンバーそのもので情報を紐づけているのではないということは重々承知をした上で、いわゆるマイナンバーをキーにして、様々な情報を紐づけて連携が取れるようにしようということを、全体として表現しているとお考えいただければと思います。ただ、兎にも角にも、最初に資格を登録する時に、その人のマイナンバーも併せて登録いただくということは必要なのではないかと考えているところです。<br>
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 2つ目の医師の資格の検索システムですが、御指摘があったとおり、いわゆる医師への成り済ましのような行為が時々起こりますので、そういうことを防止する一つの方策として検討されているところでございます。
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病院などで医師を雇用する時には、免許証の原本を持ってきていただいて、その他に例えば戸籍とか住民票とか、いわゆる本人でないとなかなか容易には取得できないものを併せて取っていただいて本人確認をしなさいとしているので、それがきちんと行われていればかなりの確率で防げるだろうとは思いますが、医師の成り済まし行為はいろいろな面で影響が大きいので、二重にも三重にも防波線として、その人が本当に医師資格を持っているのかというのをサイト上で確認できるようにと構築しているというものです。<br>
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 医師の資格の確認が今回の仕組みを通すことで、例えば電子情報として提供できるよう にするということであったとしても、何重かの確認のうちの一つの手段ということで、検索できる仕組みを整備しておくということは必要なのではないかと考えてございます。<br>
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 3つ目の紙の偽造は御指摘のとおり、実際に医師の成り済ましケースは幾つかの方法がありますけれども、その中には、他人に成り済ますというのもあるのですけれども、自分が免許証を偽造した上で医師であるということを詐称するというケースもございます。これらを防止するために、確認手段の取れる、できるだけ真正な情報をきちんと得ることの できる環境整備をすることが必要かと思っております。<br>
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 ただ、マイナンバーカードとか取得したマイナンバーの自己情報ということに関して言えば、本人確認はかなり厳重に行われると思っておりますので、成り済ましの防止ということに関しては寄与するのではないかと考えているところです。<br>
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 以上です。
 
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