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==第10回(R3-04-20)==
 
==第10回(R3-04-20)==
 
*https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/digital/20210420/gijiroku0420.pdf
 
*https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/digital/20210420/gijiroku0420.pdf
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==第11回(R3-04-27)==
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*https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/digital/20210427/agenda.html
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*https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/digital/20210427/gijiroku0427.pdf
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===手数料支払の利便性向上について===
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https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/digital/20210427/gijiroku0427.pdf#page=2
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○内閣府(阿南参事官) よろしくお願いします。河野大臣直轄チームの参事官、阿南です。
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 資料に基づいて御説明しますが、まず、大臣直轄チームについて説明させていただきま す。大臣直轄チームは、規制改革のホットラインとか自治体から寄せられた要望、意見に ついて、大臣から優先的に取り組むべきものの指示を受けまして、取り組んでございます。
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 本日御説明する手数料等の支払方法の利便性向上につきましても、規制改革のホットラ インにも要望が寄せられておりまして、これまでも大臣から省庁に個別に検討をお願いし て取り組んでまいりましたけれども、大臣から御指示により、今後は方針を定めて全体的 に進めていくこととしたいので、本日御説明させていただきたいと思います。
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 それでは、資料に沿って御説明させていただきます。画面に出ていると思いますが、最 初は現状のところでございます。
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 現在、各省の手数料等は、印紙払いのみが可能となっているものが多くありまして、利 用者にしてみれば郵便局等で印紙を購入して、申請書等に貼りつけた上で、窓口に出すということで、余計な手間がかかっているという状況であります。いわゆるデジタル手続法 によって、オンライン申請を行った場合は、多くの手続でネットバンキングが可能になっ ているほかは、税・社会保障、特許手数料など、一部でクレジットカード払いが可能とな っています。
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 一方で、各省の窓口で支払う場合は、印紙払い、また、金融機関の納付書を持参する必 要があるものが多くあり、クレジットカード払いが可能なものはほとんどないような状況 です。
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 次に、下の方ですけれども、それを踏まえた見直しの方針です。
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 大臣からこういう形で進めていけということで指示を頂いていますので、それを書いて ございます。
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 まず、第1に、オンライン納付を推進することとしております。支払件数が多い手続に ついては、自宅にいながら支払いが行えるよう、クレジットカード、ネットバンキング等 によるオンライン納付が行われる方法を最低でも1つは導入することとしております。
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 次に、窓口の利便性ですけれども、下の1、2に書いてございますが、何らかの理由で オンライン納付に対応しない場合や、オンライン納付に対応しても、引き続き窓口で多く 支払いが行われるだろうというものにつきましては、現金払い、またはキャッシュレス払 いができる方法を最低でも1つ導入するべきということにしてございます。
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 カード端末の設置などのコストもかかりますので、すべからく全部ということにはして おりませんで、件数の多い手続を対象にしてございます。
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 それから、次のページですけれども、最も多いグループで、年間100万件を超える5つの 手続の検討状況をまとめたものです。これらにつきましては、昨年以来、河野大臣から各 省に対して個別に検討依頼をしていたものでありまして、各省から検討状況を聞いて、ま とめてございます。
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 左側が現在の納付方法、右側が各省が追加しようと検討している納付方法を赤字で記載 してございます。
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 上から順に御説明します。まず「自動車登録」です。車検の類いですけれども、昨年、 河野大臣が運輸支局の現場を視察されまして、その際に印紙払いの現場も見たのですけれ ども、支払方法以前に紙を前提とした運輸支局の業務処理全体の見直しが必要ではないか という御指摘がありまして、まずはそこから検討してもらうのだろうということになって ございます。印紙をはじめとした支払方法につきましても、その中で見直しを検討してい ただくことにしております。
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 <span style="background-color:#fcc;">それから「登記」ですけれども、現状、オンラインの場合はネットバンキング、ATMが利 用可能でありまして、窓口は収入印紙、金融機関、納付書、郵送の場合も印紙が中心にな ってございますが、検討としては、オンラインの場合はクレジットカードを使えるように しよう、窓口においてもクレジットカードを使えるようにしようという方向で検討すると 回答を頂いております。</span>
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 続きまして「交通反則金」でありますけれども、これは平日昼間に納付書を持って金融 機関に支払に行かなくてはいけないのが現状であります。ただ、件数が多いため、金融機 関側の負担も大きくなっており、見直しが必要ではないかということで、これにつきまし ても、昨年来、河野大臣から警察庁に対応をお願いしてきました。
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 先週の金曜日に、河野大臣から記者会見で発表したばかりなのですけれども、警察庁の 方で検討いただいたのは、交通反則金は申請行為がありませんが、ネットバンキング、ATM、 クレジットカード、それから、窓口で払う場合としては、今までと同じ金融機関に加えて、 コンビニでも払えるようにしていきたいと聞いてございます。
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 このうち、まず、ネットバンキング、ATMにつきましては、6月28日から、最初、秋田県 と島根県の2県で試行的に導入しまして、実施状況を検証の上で順次拡大していく方向と 聞いてございます。そのほか、クレジットカード払い、コンビニ払いについては、少し時 間をかけて、実現に向けて検討していくと聞いてございます。
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 それから、次の「旅券」、パスポートですけれども、これにつきましては、今、収入印 紙で都道府県の窓口で払うことになっておりますが、今後につきましては、オンライン申 請を可能にして、クレジットカード、ネットバンキングでできるようにすると。窓口でも クレジットカード払いができるように検討していくと聞いてございます。
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 最後に「特許等」ですけれども、特許は、現状でもいろいろな支払い方法が利用可能に なってございますが、特許庁の窓口、それから、郵送の場合の支払いは印紙が中心になっ てございます。
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 今般、3月、特許法の改正をもう既に提出しておりますが、それによってクレジットカ ード払いを窓口でできるようにしようとしてございます。
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 それから、下の方に赤い字でいっぱい書いてありますけれども、特許庁の支払方法とし て、あらかじめ特許庁にまとまったお金を納付しておいて、特許申請をするたびに、そこ から必要額を支払ったことにするということで、取り崩すような形にする予納制度という のがあります。従来から、この予納制度が広く使われ、金額的に一番多い支払方法だった のですけれども、これにつきまして、今まで印紙でしか払えなくて、これも大臣が特許の 窓口に視察に行ったのですけれども、物すごく高額の、数億円の印紙を貼りつけて提出さ れているというような状況でありまして、これにつきまして、印紙でなくても払えるとい うような改正も併せて法律ですることとしてございます。
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 以上、100万件以上の手続の見直しの状況でございますけれども、今後、これら100万件 以上の手続について、さらに検討を進めるとともに、それ以外、それより少ない手続につ いても取組を進めていきたいと思っております。
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 先ほど御説明した方針で、件数の多いものについて取り組むとしておりまして、現時点 で何件以上、どれぐらい多いものを対象にするとはっきり決めているわけではございませ んが、当方で調べたところ、10万件以上のものが約100手続、1万件以上のものが10万件以 上のものも含めて250ぐらいあるということでして、資料として後の方に一覧表もつけてございますけれども、こういったものを検討の対象にしていきたいと思います。 ただ、この数字の中には、既にクレジット払いができるもの、方針に対応しているものも相当程度含まれておりますので、これが全部見直しの対象というわけではありませんが、 機械的に10万件以上のもの、1万件から10万件のもののリストをつけさせていただいてお ります。
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 今後につきましては、どれぐらいの規模、件数のものについて取り組むかを決めて、そ のうち、それらの現状ですね。支払い、対応しているかと。クレジットカード払い等に既 に対応していれば、新たに対応する必要はないわけですけれども、現状を調べて、やるべ きものについては、対応の可否を検討して、法令改正、システム改修など必要なものはや っていく流れになってくるかと思ってございます。
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 当方からの御説明は以上でございます。今後、こういった方針で進めていきたいと思い ますので、是非、進め方について御意見ありましたら、頂きたいと思います。よろしくお 願いいたします。
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