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 以上7点、御要望として挙げさせていただきました。ありがとうございます。
 
 以上7点、御要望として挙げさせていただきました。ありがとうございます。
 
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===また法務省か===
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*https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/digital/20210330/gijiroku0330.pdf#page=8
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○[[岩下直行|岩下座長代理]] どうもありがとうございます。岩下でございます。
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 今の資料2(別添1)「法務省におけるデジタル化の推進体制」について意見を申し上 げさせていただきたいと思います。
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 こういった形で体制を整備されるということ自体は、私、毎回、<span style="backgorund-color:#fcc;">また法務省か</span>という言葉を申し上げてきましたが、そういう事態が改善される方向に向かうものだろうと期待し たいところですけれども、私、この絵を見て改めて思ったのは、現場とのリンクが余りないなという感じがするのですね。私、以前お話ししたことがあったと思いますが、1990年代、後の審議官をやられた原田晃治さんがまだ民事第四課長だったときだと思いますが、 法務省さんのシステム化に結構御協力させていただいたことがありました。
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 当時は、原田課長、その下に早貸補佐とか、システムに詳しい人間が法務省にたくさんいたと思います。残念ながら原田さんは2003年に亡くなってしまい、早貸さんもおやめに なってしまったので、法務省には現場でシステムに強い人が本当にいらっしゃらなくなっ てしまったというのが、実際にお付き合いしていたときの実感でございます。
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 基本的に日本というのは、よくない風習だと思いますが、理系・文系というのを分けて いますので、法務省さんの中の方々というのは、多くの場合、裁判官であったり、司法試 験で法曹資格を持っている人とか、いわゆる典型的な文系のエリートの方だと思いますが、 そういう方々は割とシステム周りが余り得意でないケースが多いのです。そういう体制で、 現場が実際のシステムの世界からかなり乖離してしまっているというところをどう考える かという問題だと思います。
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 昨年1月6日に不動産等の登記のシステムが全面停止したというのは、大変深刻な事件 でありましたし、もし銀行とか証券取引所であれをやったら、新聞の1面トップで大々的 にたたかれるような話ですよ。それが丸1日止まったわけでしょう。その結果、結局プロ間の取引だから、一見すると何もなしで済んでしまっているというのがむしろ問題で、それ自体は国の背骨を支える非常に大事なシステムなので、言葉は悪いですけれども、それ を素人が支えているのは、僕は見ていて大変危うい体制だと思っています。
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 その意味では、こういう形で、上の体制としてチェックするというか、四半期に1回と いうのは、システム開発をやっている人間からすると、その単位でチェックして進捗管理 になるのかと僕は不思議に思うのです。上のレベルでやるのは、それは年1回でも何でも いいと思うのですけれども、現場とシステムが本当に分かっている人間との間のコミュニ ケーションがどれぐらい改善されて、その結果、実際に現場にどれぐらいシステム化に対する権限が付与されて、また能力が高まっていくかという、そこが多分問題の本質であると思います。
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 実際、私、法務省さんのシステム開発を見てきたので、そういう意見を持っているわけ ですが、その点についての見直しというのは、今回の上の仕組み以外の部分についてはど のような計画になっているのか、ぜひ教えてください。
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 私からは以上です。
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